和洋折衷・広々としたリビングで家族団らん

和モダンをテーマに模様替え

Before01
After01
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After01
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仏壇・床の間もある8帖と6帖、2間続きの和室をつなげて
広々と使えるリビングにリフォームしました。
2間の境の襖、敷居、欄間を取り払い
一体にすることで開放感が生まれます。

土壁の灰色がかった壁から、白の壁紙に変わったことで
お部屋もぐっと明るくなりました。
床の間のアクセントは紺色に、
天井壁紙はダークブラウンを選定、
柱や長押など古い木部の色との調和に配慮しています。
床の間脇の建具は和の趣きを残すため、
塗装し直して再利用しました。

After04

畳とフローリング

床の間のある8帖間を目積の半畳畳に、
6帖間はフローリング張りに仕上げました。
そのため畳とフローリング、それぞれのメリットを
使い分けて暮らすことができます。
目積畳は目の細かいいぐさ表です。
目の向きを交互にして並べることで市松模様に見え、
上質な和の空間を演出します。

照明器具選び

照明はお部屋の雰囲気を壊さぬよう、
リラックス時には電球色の明かり、
お子さんの勉強やお絵描きのなど
明るさが必要な時には青白い光の昼光色、
とシーンに応じてリモコンで切替えのできる
LEDのシーリングを提案しています。

電気配線

和室のよくあるお悩みは、襖・障子など建具面が多く、
電気配線のコンセントなどをつける壁がないこと。
そうすると遠く別の部屋から線を延長して引っ張り、
配線が長きに渡り露出してしまいます。
リフォームにあたり縁側の障子を狭めて一部壁を起こし、
新たにコンセントも増設しました。
コンセント・テレビ・インターネットは着工前に配線計画をします。
そうすることで電気配線も壁内にすっきりと納めることができます。

収納

幅や奥行があり物をついつい詰め込みすぎてしまう押入。
大容量の割に仕切りも無く、
広さを有効に利用するのは難しいのではないでしょうか。
そこで押入へはリクシルの《ヴィータスパネル》システム収納をご提案しました。
床側には高さのある季節家電など大型なものを、
その上の棚板は角を活用しやすいようにL型の配置になっています。
残り半分のスペースは洋服がかけられるようハンガーパイプを設置しました。
元々は2枚の引違い襖でしたが、3枚にして建具を製作しました。
開口可能な範囲を広くすることで、物の出し入れもしやすく改善しました。